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シロアリの生態
シロアリの活動時期は基本的に一年中休むことはりません。冬眠する昆虫が多い中シロアリは気温が低くなると活動が鈍くなることはありますが、冬眠することはありません。そのため一年を通して注意が必要です。
白蟻は建物内に侵入しエサとなる木部を見つけると食害を始め、さらにフェロモンを出すことで仲間を呼び、食い荒らすため被害がさらに拡大していきます。
ただしシロアリの種類や環境によって活動の活発な時期は異なります。
ヤマトシロアリ： 4月下旬～5月の昼間に活動が活発になります。特に午前中に羽アリが飛び立つことが多いです。
イエシロアリ： 5月～7月の夕方から夜にかけて活動が活発になります。
アメリカカンザイシロアリ： 6月～11月頃まで羽アリが飛ぶことがあります。
これらの時期はシロアリが巣を拡大するために羽アリを放つ時期であり、被害に気づきやすい時期でもあります。羽アリを見かけたら、近くにシロアリの巣がある可能性が高く注意が必要です。
また最近の住宅は暖房や断熱性能が高いため一年を通して室温が一定に保たれやすくシロアリの活動ペースも一年中あまり変わらない場合があります。特定の時期だけ注意するのではなく一年を通して定期的な点検や予防策を講じることが重要です。
特に以下の点に注意しましょう。
床下： 湿気がこもりやすくシロアリが好む環境です。
水回り： 台所、浴室、洗面所など、水を使う場所はシロアリにとって水分補給の場となります。
玄関： 土間など地面と接している部分はシロアリの侵入経路となる可能性があります。
これらの場所を中心に、定期的に点検を行い、早期にシロアリの兆候を発見することが大切です。
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